「家庭用生ごみ処理機を導入したい。」
「助成金の申請方法はどうしたらいいのかな?」
「申請方法のやり方を知りたい。」
こういった疑問や悩みを解決する記事です。
本記事で分かることは下記のとおり。
- 助成金の条件
- 申請方法の流れ
- よくある質問
助成金申請には様々な注意点があり、申請が通らなかったり、途中で助成金の予算がなくなってしまうこともあります。
そんな問題に直面しないために、この記事では助成金申請の条件や申請の流れを詳しく解説します。
本記事を読めば助成金申請をスムーズに行い、生ごみ処理機をお得に手に入れることができるでしょう。
生ごみ処理機の助成金の申請条件
まず助成金を申請するときには、助成金をもらうための条件を確認しましょう。
条件には、次のようなものがあります。
- だれが助成金を申請できるのか(応募対象者)
- 自治体がどれくらいの予算を用意しているか
- いつ申請するのがいいのか(申請時期)
- どこのお店で買い物をする必要があるのか(指定販売店)
もし条件から外れていたり、申請方法を間違えると助成金はもらえません。
だから損しないためにも、条件はしっかりと確認しましょう。
申請条件を1つずつ深堀していきますね。
1:応募対象者の確認
主な対象者は、以下のような人たちが対象です。
- 家に住んでいる人(個人世帯)
- アパートなどの集合住宅に住んでいる人(集合住宅)
理由はごみの量を減らして、みんなの住む町や環境を良くするためです。
ただし自治体によって、応募対象者の条件が異なります。
例えば、さいたま市の条件は下記のとおり。
- 市内に住所があり住んでいる人
- 生ごみを最後までちゃんと処理できる人
- 生ごみ処理機をきちんと使い続けられる人
- その年に購入したら、年度内に申請する人
初めて生ごみ処理機を購入する人には、基本的に問題ない条件になっていますよ。
2:自治体の予算には限りがある
助成金申請には早めの手続きが重要であり、予算がなくなる前に申請を済ませるべきです。
なぜなら予算がなくなると、その年の助成金の申請が終わってしまうからです。
申請の受付期間は、その年の4月1日から始まります。
たとえば、令和6年なら2024年4月1日から順に受付開始。
購入前に担当部署へ連絡して、助成金の枠の状況を把握しておきましょう。
3:申請時期の確認
助成金を申請するとき、いつ申請するかをしっかり確認することが大事です。
申請する時期には、主に2つのパターンがあります。
- 生ごみ処理機を買う前に申請すること
- 生ごみ処理機を買った後に申請すること
申請時期を間違えると、助成金を受けられなくなります。
だから助成金を上手にもらうためには、どのタイミングで申請するかをちゃんと確認しましょう。
4:指定販売店の確認
助成金をもらうためには、どこで買い物をするかも大切です。
なぜかというと、自治体によっては「指定販売店」で買わないといけないからです。
たとえば以下の地域では、指定販売店での購入を条件にしている自治体もあります。
- 北海道
- 新潟
- 愛知
- 徳島
- 愛媛
また、指定されたお店で買う必要があるので、インターネットで買ったものは助成の対象にならないことがあります。
だからどこのお店で買うかをしっかり確認しましょう!
申請方法の流れ
申請方法の流れを解説します。
- 購入前の申請方法
- 購入後の申請方法
- 特定販売店の申請方法
購入前の申請方法
結論から言うと、自治体から「助成決定通知」を受けてから購入してください。
なぜかというと、通知がないと助成の対象にならないからです。
購入前の申請方法の流れは、こんな感じになります。
- 必要な書類を用意し、受付窓口に提出・郵送
- 市から交付決定が送付
- 生ごみ処理機を購入
- 市に設置完了の報告書を提出
- 市から補助金を指定した銀行口座に振込
自治体によって、購入後の報告期限は違います。
例えば「1ヶ月後までに報告」「3ヶ月までに報告」。
期限が過ぎると、助成は取り消しになります。
あらかじめ購入する生ごみ処理機のことを調べておきましょう。
購入後の申請方法
結論、購入してから申請してください。
購入後の申請する手順はこんな感じです。
- 市に助成の予算の枠の確認
- 生ごみ処理機を購入
- 申請書と領収書など必要書類を提出
- 指定した振込口座に助成金の振込
自治体で細かな規定があり、助成金を受けられない場合もあります。
事前に自治体に問い合わせて、確認しましょう。
特定販売店での申請方法
特定販売店での購入を、条件にしている自治体もあります。
特定販売店での申請方法の流れは次のとおり。
※申請時期は購入後と仮定します。
- 申請時期・予算枠を確認
- 販売登録店名簿に記載のある販売店で購入
- 購入の際に、販売証明書欄に店頭で記載してもらう
- 申請書を提出・報告
- 指定した銀行口座に助成金の振込
助成金申請の領収書が必要
生ごみ処理機の助成金申請を行う際には、領収書が必要です。
なぜかというと領収書がないと、助成金をもらうことができないため。
次の書類はNGですよ。
- 納品書
- 注文書
- 明細書
- レシート
購入時に領収書を必ず受け取り、申請書類に添付して提出しましょう。
インターネットの場合は、購入したサイトより領収書の発行ができますよ。
助成金の申請のよくある質問
値引きやクーポン、ポイントなどを使用した場合は?
値引き、クーポン、ポイントなどを使用した場合は、値引き後の金額が購入金額となります。
領収書に記載されている金額からの助成になります。
他の商品と一緒に購入した上で値引きなどがあった場合には、値引き額の全額が処理機の購入代金に適用となりますので、ご注意ください。
たとえば助成率が1/2の場合は、以下のような計算になります。
- 処理機等 20,000円 + その他商品 10,000円 △値引き 5,000円 = 25,000円
- 処理機等の購入金額は、20,000円ー5,000円 = 15,000円
- 申請書に記入する購入金額は「15,000円」
- 助成金額は「7,500円」となります
※補助金額に100円未満の端数が生じた場合は、切り捨てです。
申請期限が過ぎた場合、助成金は受けられないのでしょうか?
はい、申請期限が過ぎてしまった場合、通常は助成金を受けられません。
申請期限は自治体によって異なります。
お住まいの自治体のウェブサイトや資料を確認して、期限内に申請を行ってください。
まとめ:助成金の申請をしてお得に手に入れよう
本記事は家庭用生ごみ処理機の助成金の申請方法について解説しました。
家庭用生ごみ処理機の助成金申請には、4つの注意点があります。
- 助成金の有無
- 応募対象者かの確認
- 申請時期の確認
- 予算が終わっていないか
自治体によって、細かいルールが違います。
購入前に確認して、適切な手続きを行いましょう。
生ごみ処理機を導入して、生ごみの少ない気持ちのいい生活を始めてみませんか。