「スライムパンチで使えないものって何?」
「使っちゃいけない場所ってどこ?」
「掃除をするときの注意点は?」
こういった疑問を解決する記事です。
スライムパンチは独自配合したジェル状の洗剤で、カビや黒ずみ、油汚れにとても効果的です。
ただし使えないものや場所があり、間違って使うと大変なことになるかもしれません。
そこで本記事では、スライムパンチで使えないものや場所を解説します。
この記事を読めば、スライムパンチを安全に使うためのポイントがしっかり理解できますよ。
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スライムパンチで使えないものを解説
スライムパンチで使えないものは、以下のとおりです。
食品、色柄物の繊維製品、ステンレス以外の金属(アルミ、鉄、銅、メッキ、ホーロー等。錆のあるステンレスも不可)、アルカリに弱い樹脂(アクリル、ABS、ポリカーボネート、メラミン等)、浴槽、風呂釜、化粧鋼板壁(磁石が付く壁)、しっくい壁、クロス壁、石の壁、人工大理石、御影石、木製品、漆器、クリスタル製品、獣毛の刷毛や筆、水洗いできない物や場所
まとめるとこんな感じです。
- 食品や色のついた布:洗剤が残ると危険、色が変わる可能性も
- ステンレス以外の金属:アルミや鉄などの金属は、錆や変色の原因に
- アルカリに弱い素材:アクリルやABS樹脂は変形する恐れがある
- 浴槽や風呂釜、特定の壁材料には使わない方が良い
上記の情報を覚えておけば、スライムパンチを安全に使えますよ。
スライムパンチをおすすめしない場所
スライムパンチは多くの場面で活躍する洗剤ですが、トイレ掃除にはおすすめしません。
スライムパンチはアルカリ性の洗剤で、油汚れには効果的です。
しかしトイレ汚れの大部分を占める尿石には、酸性の洗剤が必要です。
尿石はカルシウムの固まりで、とくに水の流れる部分に発生しやすいもの。
つまりアルカリ性のスライムパンチでは、効果が十分でないのです。
またアルカリ性のスライムパンチと酸性洗剤を混ぜると、呼吸器に悪影響を与える塩素ガスが出る危険がでます。
スライムパンチのみで使うようにして、併用は避けてください。
スライムパンチが使えるもの
スライムパンチは、さまざまな素材のカビを根本から除去する力を持っています。
とくに、以下の素材に対して効果的です。
- シリコン
- ステンレス
- プラスチック
- 窓枠のコーキング
- ゴム製のパッキン
上記の素材に付着したカビや黒ずみ、油汚れをすっきりと落とせますよ。
スライムパンチは、2つの成分を配合したジェル状の洗剤です。
- 油汚れやたんぱく質の汚れを分解する成分
- カビを根本から取り除く成分
キッチンやお風呂場の掃除に最適で、使用すると除菌効果もあり、カビが再発しにくくなります。
私自身もこのスライムパンチを使用し、以前よりも汚れが付きにくくなった経験があります。
とくにお風呂のカビが、目に見えて薄くなりました。
スライムパンチを使った効果や使い心地について詳しく知りたい方は、「スライムパンチを実際に使ってみたレビュー」をご覧ください。
スライムパンチで掃除するときの注意点
スライムパンチで掃除するときに、注意点があります。
注意点を知って、安全に掃除を取り組んでください。
スライムパンチを使う時の安全対策
スライムパンチを使うときは、以下の安全対策を取って下さい。
- 換気を心がける:ニオイによる不快感や気分の悪さを防ぐ
- マスクの着用:呼吸器系への影響を減らす
- ゴム手袋をする:洗剤が皮膚に触れることを防ぐ
- 保護メガネの使用:洗剤が目に入るリスクを防ぐ
スライムパンチは強力な成分を含んでいます。
効果的に汚れを落としますが、安全な使用が何より重要です。
換気、マスク、手袋はきちんと使用して、安全に掃除をしましょう。
他の洗剤との併用はNG
スライムパンチのアルカリ性の洗剤で、主な成分は以下のとおりです。
- 次亜塩素酸塩
- 界面活性剤(アルキルアミンオキシド)
- 水酸化カリウム(4.5%)
次亜塩素酸塩は強力な漂白・消毒効果があり、界面活性剤は汚れを浮かせて落とす力を持ちます。
水酸化カリウムは、汚れを分解しやすくする成分ですよ。
ただし注意が必要なのは、スライムパンチと他の酸性洗剤を混ぜることです。
これらを混ぜると、有毒なガスが発生する恐れがあります。
呼吸器に悪影響を及ぼしたり、刺激を引き起こす可能性がありますよ。
また普段から酸性の洗剤を使っている場所で、スライムパンチを使うときは注意してください。
以前に使った酸性洗剤が残っていると、スライムパンチと混ざり、有毒ガスが発生する危険があります。
事故を防ぐためには、使用する前にその場所を十分に洗い流し、洗剤の混合を避けることが大切ですよ。
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スライムパンチの具体的な使い方
スライムパンチの基本的な使い方は、以下の2通り。
- つけ置き
- ハケで直接塗布
つけ置き
1つ目は「つけ置き」です。
洗剤を直接汚れた部分にかけて一定時間放置する方法になります。
たとえば、パイプや排水口にはスライムパンチの原液を流し込み、30~60分ほど置いた後に水でしっかりと洗い流します。
ハケでの直接塗布
2つ目の方法は「ハケでの直接塗布」です。
ゴムパッキンなどの汚れた部分に原液をハケで塗る方法。
たとえば、ゴムパッキンに原液を付属のハケで塗って、30~60分放置した後に水で洗い流す方法です。
ただし使用する場所や汚れの程度によっては、スライムパンチの濃度を調整する必要があります。
たとえば軽い汚れの場合は、原液よりも薄めにしても効果的です。
濃度の見極めは少し難しいですが、原則としては汚れが重い場合は濃いめ、軽い場合は薄めにすると良いでしょう。
【失敗談】スライムパンチを薄めすぎて、汚れを落としきれなかった
実は、スライムパンチで浴室を掃除したときに失敗したことがあります。
結論から言うと、スライムパンチの希釈濃度はとても重要です。
理由は洗剤が水で薄まりすぎると、洗浄力が弱まるから。
私の場合、浴室のタイルにこびりついたガンコな汚れに、規定通りの濃度では効果が足りませんでした。
そこで汚れが強いと感じたら、希釈を規定より濃いめにするのが良いですね。
より濃い洗剤を使うことで、汚れをしっかり落とせることが期待できますよ。
落ちない汚れを落とす効果的な方法3選
スライムパンチを使っても、なかなか落ちない汚れがあります。
ガンコな汚れを、効果的に落とす3つの方法を紹介します。
効果的な方法は以下の3点です。
- 塗布する前に水気は拭き取る
- 歯ブラシなどでこする
- 塗った後にラップなどで覆う
塗布する前に水気は拭き取る
掃除する場所がぬれているときは、水気をよく拭き取りましょう。
なぜなら水分が残っていると、スライムパンチを塗ったときに成分が薄くなってしまい、掃除の効果が減少するため。
水気を拭き取る際には、
- 乾いた布
- タオル
を使い、表面の水滴や湿気を拭き取りましょう。
歯ブラシでこする
スライムパンチは直接塗るだけで、効果を発揮する洗浄剤です。
しかし、これだけでは汚れが落ちないこともあります。
落ちない時は、ブラシを使って洗剤を汚れにすり込むことを試してみましょう。
とくにカビや油汚れなどの固まった汚れに効果的です。
ブラシを使って洗剤を塗り、軽く円を描くようにこすります。
洗剤が汚れの奥深くまで浸透し、より強力に汚れを分解しやすくなりますよ。
塗った後にラップなどで覆う
スライムパンチの効果をより発揮させるために、
- サランラップ
- キッチンペーパー
で覆うのがおすすめです。
理由は洗剤が早く乾燥するのを防ぎ、汚れをより効果的に浮かせるため。
ただし洗剤を長時間の放置はNGです。変色や素材の損傷を招きます。
スライムパンチの取扱説明書や、ガイドに記載されている適切な放置時間を守ることが重要です。
まとめ
ではこの記事をおさらいします。
スライムパンチが使用できない場所やものは、以下のとおりです。
食品、色柄物の繊維製品、ステンレス以外の金属(アルミ、鉄、銅、メッキ、ホーロー等。錆のあるステンレスも不可)、アルカリに弱い樹脂(アクリル、ABS、ポリカーボネート、メラミン等)、浴槽、風呂釜、化粧鋼板壁(磁石が付く壁)、しっくい壁、クロス壁、石の壁、人工大理石、御影石、木製品、漆器、クリスタル製品、獣毛の刷毛や筆、水洗いできない物や場所
とくにトイレでは使用しないでください。
トイレには通常、酸性の洗剤が使用されることが多いです。
スライムパンチと混ざると、有毒なガスが発生するリスクがあるので注意してください。
一方でスライムパンチは、
- シリコン
- ステンレス
- プラスチック
- 窓のコーキング
- ゴムのパッキン
などに効果的です。主に排水口やキッチン、浴室、洗面所などが対象ですね。
使用するときは、換気と手袋、マスクは着用しましょう。
スライムパンチで気になる汚れを取り除いてください。
スライムパンチを実際に使ってみたレビューは、「スライムパンチを実際に使ってみた」にて詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。