「象印の加湿器って、モデルごとになにが違うの?」
「どのモデルが自分の部屋におすすめなのか知りたい」
こういった疑問を解決する記事です。
象印のスチーム式加湿器は、パワフルさとお手入れの簡単さが特長。
2023年モデルとして以下の4種類が発売されています。
- EE-RS35、EE-RS50
- EE-DD35、EE-DD50
ただ、どのモデルを選べばいいのか、迷っている方も多いでしょう。
本記事では4機種の違いと、おすすめポイントを解説します。
本記事を通して、最適な加湿器を見つけ、乾燥から解放された快適な冬を過ごしましょう。
結論
注目すべきモデルは、以下の2機種です。
- 一番人気:EE-DD50
- 価格重視:EE-RR35
【2023年モデル】象印加湿器4機種を比較
2023年新モデルは、以下の4種類が発売されています。
- EE-RS35、EE-RS50
- EE-DD35、EE-DD50
4機種の違いを比較したところ、大きな違いは下記の5つです。
- タンク容量
- 加湿能力
- 連続加湿時間
- タイマー時間
- カラーバリエーション
1つずつ解説します。
タンク容量
EE-RS35 | EE-RS50 | EE-DD35 | EE-DD50 | |
タンク容量 | 2.2L | 3.0L | 3.0L | 4.0L |
沸騰時間 (通常) | 20分 | 25分 | 30分 | 35分 |
沸騰時間 (湯沸かしセーブ) | 30分 | 35分 | 40分 | 45分 |
1つ目の違いは、タンクの容量です。
タンクの容量によるメリットとデメリットは以下のとおり。
メリット | デメリット | |
容量が少ない | 沸騰までの時間が短い 軽量で持ち運びしやすい 狭いスペースにも収納しやすい | 給水の手間が増える 長時間の使用に不向き |
容量が多い | 給水の手間を減らせる 大きな部屋に向いている 長時間の連続使用ができる | 持ち運びが重くなる 電気代がすこし上がる 沸騰までの時間が伸びる |
一人暮らしや自宅にいる時間、使う頻度が少ないなら、容量が少なめの「EE-RS35」でもOK。
反対に、
- 自宅にいる時間が多い
- 小さなお子さんがいる
- ペットと暮らしている
などの人は、容量の多いモデルがいいですね。
家族の人数や使う頻度、部屋の大きさなどを考えて、最適な加湿器を選びましょう。
加湿能力
EE-RS35 | EE-RS50 | EE-DD35 | EE-DD50 | |
定格加湿能力 | 350mL/h | 480mL/h | 350mL/h | 480mL/h |
木造和室 | 6畳 | 8畳 | 6畳 | 8畳 |
集合住宅 プレハブ洋室 | 10畳 | 13畳 | 10畳 | 13畳 |
EE-RS35とEE-DD35は「350mL/h」の加湿能力を持っています。
小さな部屋や短時間の使用にピッタリです。
一方、EE-RS50とEE-DD50は「480mL/h」と加湿能力が優秀です。
リビングやワンルームなど、広い部屋に適しています。
適切な加湿能力を持つモデルを選ぶことで、電気代の節約や効果的な加湿に期待できます。
連続加湿時間
EE-RS35 | EE-RS50 | EE-DD35 | EE-DD50 | |
連続加湿時間 | 強 6h 弱 27h | 強 6h 弱 24h | 強 8h 中 16h 弱 32h | 強 8h 中 16h 弱 32h |
定格加湿能力 | 350mL/h | 480mL/h | 350mL/h | 480mL/h |
連続加湿時間を選ぶ際は「どれだけ長く部屋を快適に保てるか」が重要。
EE-RSシリーズは、モードが2種類しかありません。具体的には、
- 強モード:6時間
- 弱モード:EE-RS35は27時間、EE-RS50は27時間
と、少し短めの加湿時間です。
一方、EE-DDシリーズは3種類のモードを選べます。
- 強モード:8時間
- 中モード:16時間
- 弱モード:32時間
EE-DDシリーズの方が湯を沸かす手間を省き、夜通し快適に過ごすことができるということ。
あとは、あなたのライフスタイルや部屋の状況に合わせて、最適な加湿器を選びましょう。
タイマー機能
EE-RS35 | EE-RS50 | EE-DD35 | EE-DD50 | |
入 / 切タイマー | 入:6時間 切:2時間 | 入:6時間 切:2時間 | 入:4.6.8時間 切:1.2.4時間 | 入:4.6.8時間 切:1.2.4時間 |
4つ目の違いはタイマー機能です。
とくに就寝中に加湿器を使用する際には、タイマー設定が役立ちます。
EE-RSシリーズはシンプル。入タイマーは6時間、切タイマーは2時間となっています。
EE-DDシリーズは、
- 入タイマー:4、6、8時間
- 切タイマー:1、2、4時間
と多彩な設定が可能です。
タイマーを活用することで、以下のような問題を防ぎますよ。
- 加湿のし過ぎ
- ムダな電気代
- 寝起きの喉の痛み
まとめると、EE-DC50の方が爽やかな目覚めを迎えられますね!
カラーバリエーション
EE-RS35 | EE-RS50 | EE-DD35 | EE-DD50 | |
カラー | ホワイト | ホワイト | ホワイト グレー | ホワイト グレー |
最後の違いはカラーバリエーションです。
EE-RSシリーズはホワイトのみ。
EE-DDシリーズは、ホワイトとグレーの2色です。
デザイン性は、
- ホワイト:清潔感があるデザイン
- グレー:スタイリッシュで機能美を感じるデザイン
となっていますよ。
どちらのカラーもリビングや寝室など、さまざまな部屋にマッチするカラーですね。
4種類のモデルのおすすめポイントを解説
ここまでの違いを踏まえて、4機種のおすすめポイントをお伝えしますね。
その前に4機種の価格は、以下のとおり。
♦4機種の価格
EE-RS35 | EE-RS50 | EE-DD35 | EE-DD50 | |
公式価格 | 16,280円 | 18,480円 | 19,580円 | 21,780円 |
【価格重視】EE-RS35
EE-RS35のおすすめポイント。
対象者 | 一人暮らしの方 |
部屋のサイズ | 6畳程度 |
おすすめの人 | 予算を抑えたい方 部屋にいる時間が比較的少ない タイマー機能をあまり使わない |
【コスパ重視】EE-RS50
EE-RS50のおすすめポイント。
対象者 | 一人、二人暮らしの方 |
部屋のサイズ | 8畳程度 |
おすすめの人 | 広い部屋に使う 部屋に長時間過ごす タイマー機能をあまり使わない |
【安定重視】EE-DD35
EE-DD35のおすすめポイント。
対象者 | 一人暮らしの方 |
部屋のサイズ | 6畳程度 |
おすすめの人 | グレー色を好む 部屋に長時間過ごす タイマー機能をよく使う |
【イチ押し!】EE-DD50
EE-DD50のおすすめポイント。
対象者 | 一人、二人暮らしの方 |
部屋のサイズ | 8畳程度 |
おすすめの人 | グレー色を好む 広い部屋を使う 部屋に長時間過ごす タイマー機能をよく使う 大容量と高い加湿能力を求める |
象印の加湿器共通する機能や特徴
ここからはEE-RSシリーズとEE-DDシリーズの共通する特徴やスペックについてお伝えしますね。
スチーム式加湿器で快適な空間を
EE-RSシリーズとEE-DDシリーズは、スチーム式の加湿器です。
一度水を沸騰させて、約65度まで冷やしてから部屋に放出します。
つまりカビや菌の発生を抑え、清潔な蒸気を提供してくれますよ。
さらに放出する蒸気は温かいです。
部屋の温度を下げず、心地よく過ごせる空間が手に入ります。
お湯の出し入れがラクな広口容器
EE-RSシリーズとEE-DDシリーズは、広口容器を採用しています。
毎日の給水や湯捨てが、とても簡単です。
手間を感じにくいので、毎日の使用にも最適ですね。
フィルター不要&フッ素加工のタンクでお手入れ簡単
EE-RSシリーズとEE-DDシリーズは、フィルターが不要です。
さらに、フッ素でコーティングされたタンクを採用しています。
汚れにくく、日常のお手入れは水でサッとすすぐだけでOK。
月に1回のクエン酸掃除で、いつも清潔に保てます。
デュアルセンサーで湿度を自動コントロール
EE-RSシリーズとEE-DDシリーズは、湿度と室温の2つのセンサーを搭載。
自動で部屋の湿度を、ちょうど良い感じにしてくれます。
自動モードは以下の3段階。
- しっかりモード:乾燥が強い日
- 標準モード:日常的な使用
- ひかえめモード:湿度が高い日
季節や日々の気候に合わせて、常に快適な湿度を保てますよ。
湿度モニターで部屋の湿度を一目で確認
部屋の湿度は、ランプで一目瞭然です。
ランプは以下の3通り。
- 低湿:37.5%未満
- 適湿:37.5~67.5%未満
- 高湿:67.5%以上
ランプを参考に、適切な湿度を保ちましょう。
過ごしやすい室内で過ごせて、電気代の節約もできますよ。
静かな運転をサポート「湯沸かし音セーブモード」
湯沸かし音セーブモードを使用すると、沸騰音の軽減が可能です。
どれくらいかというと、以下の音量まで抑えられますよ。
- 通常の沸騰音:約39dB
- モード使用時の音:約31dB
しかしセーブモードを使うと、沸騰までの時間が少し長くなります。
少しでも早く使いたい時は、ぬるま湯を入れると良いですね。
3つの安心・安全設計
家族の安全を第一に考え、以下の3つの機能を搭載
- 子供のいたずら
- 不用意な開閉
- 転倒時の湯漏れを防ぐ
ちょっとした不注意による事故にも安全です!
まとめ:【2023年モデル】象印加湿器4機種を比較
本記事は2023年モデルの象印加湿器4機種を比較しました。
4機種の違いを比較したところ、大きな違いは下記の5つでしたね。
- タンク容量
- 加湿能力
- 連続加湿時間
- タイマー時間
- カラーバリエーション
象印のスチーム式加湿器は、パワフルさとお手入れの簡単さが特長です。
多彩な機能と、高い安全性も多くのユーザーから支持を受けています。
4機種すべてに魅力があり、どれを選ぶべきか迷ってしまうかもしれません。
そのため、
- イチ押し:EE-DD50
- 価格重視:EE-RR35
のどちらかでいいかなと。
通販サイトでの比較を活用して、あなたの予算やニーズに合ったモデルを選んでくださいね。
乾燥しがちな冬の期間、象印の加湿器で快適な生活を送ってください♪